The Sun Also Rises
12月18日に氷室京介の最後のライブスケジュールが発表されました。
この発表がなければいいとずっと思っていましたが、
ついにこの時が来てしまいました。
LAST GIGS
BOOWYのラストライブと同タイトルを選んだのは何故なんだろう?
いろんな思いが込みあがるこの発表を受けて少し落ち込んでいます。
氷室京介を知ったのは小学生でBOOWYの氷室京介としてでした。
教室ではローラースケートを履いたアイドルグループの話題で持ち切りだったころ、ベストテンという番組で1位になるも、リハーサルで来れない事をイライラしながら説明する黒柳徹子さんを覚えています。その時に流れていたマリオネットのライブ映像に、それまで自分が観てきた人とは違う何かを感じて、親にねだって買ってもらったのが、BOOWYのマリオネットで僕にとっては人生で初めてのCDです。
それから、僕の生活にはいつも氷室京介がそばにいました。
中学の時の初恋。高校時代に青春を捧げたバンド活動。初めての失恋。大学の時に一緒に過ごした彼女。今もあの頃と何も変わらない付き合いでいられる仲間たちとの思い出。
人生を振り返ると必ずそこには、氷室京介の存在がありました。
そんな氷室京介がラストとなるライブを行う。
どんな言葉を使って表現すればいいのかわからない気持ちが心の中を駆け巡り、この週末は氷室のCDをずっと流していました。
特に心から離れられない曲が「The Sun Also Rises」です。
歌詞だけ読めば、氷室さんの子供たちに向けた曲なのかなと思っていましたが、今回の活動休止宣言を受け、改めて歌詞を読むとこの曲はファンに向けて送られたものなのかなとも感じられます。
「ずっとそばにいたいけど、ここから先はひとり」
耳の調子が悪い事と、人間に寿命があるように、ミュージシャンとしての寿命を迎えたと話す氷室さん。だけど2014年のライブは耳の調子が悪いなんてとても思えない程のクオリティで、なんでやめるんだよって何度も何度も自問自答を繰り返していました。
「ここから先はひとり」
きっと、氷室さん自身も悩んで悩んで出した答えだと思うから、それを受け入れてあげなければいけない事も自分でもわかっているけど、それでも悲しくて心に大きな穴が開いた感じです。。。
曲の紹介というよりは、自分の心境紹介のようになってしまいました。
The Sun Also Rises
歌詞の内容は、これから歩む道には必ず日は昇る。
そばにいたいけど、一人で生きていくんだよ。
遠回りしても、信じた道を行けば必ず日が昇るからと、メッセージ性が強い歌詞です。
前途しましたが、歌詞だけ読めば誰かに向けて送られているのですが、氷室さん自身を歌っているようにも感じられます。
今はこの曲が強烈にリピートして離れません。。。
最後となる氷室さんのライブをしっかり見届けたいと思います。
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